毎年、香川県内の小学校へ出向いて、森林環境に関する課外授業を行っています。

「水と森の関係」と「日本の森の現状」についての話を行い、日本の森が抱えている課題を知ってもらったうえで、自分たちに何ができるのかを考えてもらうという内容になっています。

授業では、建築設計のことを知ってもらうために自身の仕事内容を紹介するとともに、現在の日本の森を少しでも良い状態にできるように仕事の中で行っていることを話しているのですが、自分にとっても授業の準備を行うときに森林環境について見つめ直す良い機会となっています。

森の植物や動物も、田畑の作物も、川や海の魚も、そして私たち人間も、みんな地球の家族です。
同じ地球に住む家族を思いやり、自分たちがやるべきことを続けていけば、きっと、みんなが幸せに暮らせると思います。

緑の先生 ◎ 秋山智和